長い散歩

メトロ劇場で奥田瑛二監督の「長い散歩」を観て来ました。

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今年は単館系映画で秀作が多いでね。「最速のインディアン」に続く良い作品です。

「人生は長い散歩、愛がなければ歩いていけない」泣ける映画です(ノ△・。)

高校の校長を勤めていた安田松太郎(緒方拳)は、家庭を顧みることが無い男だった。定年退職後、妻を亡くした安田は娘に家を譲り安アパートで1人暮らしを始める。

アパートでの慣れない1人暮らし、妻の位牌と共に質素な生活が始まる。

だが、隣部屋の水商売風の女(高岡早紀)が一人娘(杉浦花菜)を虐待していることを知り、安田の生活は一変する。

ある晩、とうとう安田は女の情夫を叩きのめしてしまう。

「おじいちゃんといっしょに行くか。……青い空見に行こう。綿飴みたいな雲が浮かんで、白い鳥が飛んでる」

こうして、二人の“長い散歩”が始まる・・・。

緒方拳の演技力が無いと成り立たない映画ですよね。奥田監督自体が、どうしても緒方さんと仕事がしたかったと言っている意味が分かります。

もう映画館で、感動の涙か花粉症の涙か分からないぐらい泣きました(/_<。)ビェェン
by redbook2jp | 2007-03-03 22:17 | 映画&本